【新型コロナ】厚木と海老名に「ドライブスルー式」PCR検査場を開設

1日のPCR集合検査場開設に向け、シミュレーションをする厚木医師会所属の医師=県総合防災センター

 厚木、海老名2市は5月、新型コロナウイルスの感染判別検査を実施するPCR集合検査場を開設する。どちらも、自動車に乗った患者の検体を窓越しに採取する「ドライブスルー方式」を採用。かかりつけ医らに検査が必要と判断された患者の予約を受け付ける。

 厚木市は1日、県総合防災センター(同市下津古久)内に開設。厚木市、愛川町、清川村の住民が対象で、1日20人程度を予定。火、木、日曜日の午後1時半から3時まで検査する。

 海老名市は2日、海老名運動公園・陸上競技場(同市社家)に開設。市民を対象に、木、土曜日の午後2時から5時まで検査する。1日6人程度を想定。車で来場できない場合、救命救急士の資格を持つ市消防職員が送迎する。

 一方、海老名市は新型コロナウイルス感染症に関するコールセンターも開設した。土曜の午後と日曜日を除く午前9時から午後5時まで、市役所代表から担当につなぐ。症状に応じて地域の医療機関や発熱外来を案内、PCR検査につなげる。

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