きょう5月1日(金)は広い範囲で晴れて、気温はきのう以上に上がる所が多くなる。
東日本や西日本では25℃以上の夏日が続出し、各地で初夏の陽気となりそうだ。
北日本は不安定な天気となるが、それでも気温は高く、6月並みの所もある見込み。
暑くなり始めは熱中症になりやすいため、こまめな水分補給を心がけてほしい。
夏日続出 半袖の出番も
きょうも広く高気圧に覆われるため、全国的に晴れる所が多くなる。
日差しと南よりの風で気温はきのうより上がる所が多く、東日本や西日本では軒並み25℃以上の夏日となりそうだ。
特に気温が上がりそうなのが九州や近畿北部で、予想最高気温は日田(大分県)で29℃、人吉(熊本県)や舞鶴(京都府)で28℃など、局地的には30℃近くまで上がる可能性もある。
まだ暑さに慣れていない時季であり、急な気温上昇で熱中症にかかりやすくなるため、注意が必要だ。
北日本も気温高い 6月並みも
北日本は湿った空気などの影響で不安定な空模様となる。
秋田県など東北の日本海側では断続的に雨となり、そのほかも雲が広がりやすく、所々で雨が降りそうだ。
ただ、気温はこの時季としては高く、予想最高気温は札幌で18℃、青森、山形で21℃、仙台で22℃、福島で26℃など、
各地で5月下旬から6月並みの暖かさとなる見通し。
南西諸島は激しい雷雨も
一方、南西諸島には前線がのびてくるため、宮古島や石垣島を中心に雨雲がかかりやすくなる。
大気の状態が不安定となり、雷を伴って激しく降る所もありそうだ。
落雷や突風などに注意が必要となる。
(気象予報士・多胡安那)