『休業要請』に応じないパチンコ店2店舗 長野県も公表 関西、中京方面など県外ナンバー車多数

長野県は新型コロナウイルス感染拡大防止のための休業要請に応じていないパチンコ店2店について、国の特別措置法に基づいて店名を公表しました。

店名を公表されたパチンコ店 長野・塩尻市 1日

長野県・阿部守一知事:

「残念ながら(休業要請に)応じてもらえず営業の継続を確認したということで、特措法45条4項に基づき、ホームページ上で公表した」

県が店名を公表したのは、上田市と塩尻市のパチンコ店2店です。きょう1日現在も営業を続けているのを確認し、県のホームページで店名を公表しました。

このうち塩尻市の店では、きょうも大勢の客が出入りし、県外ナンバーの車が多数、駐車していました。

県は新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、いわゆる「3密」になり易い遊興施設や遊技施設などに今月6日まで休業を要請しています。

ここ数日、県内で新たな感染者は確認されていませんが、知事は「全国的な状況を考えるとまだ気を緩めていい状況では全くない」と述べ、休業や外出自粛への協力を改めて求めました。

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