新型コロナウイルスの感染拡大を受け、神奈川県平塚市は1日、市民や事業者への支援策などの相談を一元化して受け付ける総合相談コールセンターを開設した。
コールセンターは専用ダイヤルで8回線を設置。初日の1日には午前中だけで60件以上の相談が寄せられた。市が予定している消毒液の次亜塩素酸水の配布についての問い合わせが多く、市職員が「大型連休明けの配布を目指しています」などと案内した。
相談内容は特別定額給付金のほか、市独自で行うひとり親世帯への給付金や小規模事業者への事業所賃料の補助、公共施設の利用制限について受け付ける。市はコールセンター開設に940万円を充てた。5月中旬からは民間事業者に委託する方針という。
市は「新型コロナウイルスに対する市民の不安も大きいので、市民の相談に直接応えられる窓口になれば」と話す。午前8時半から午後5時まで(土・日・祝日は除く)。相談は電話0463(20)8143。