横浜・八景島シーパラダイス(横浜市金沢区)でオグロプレーリードッグの赤ちゃんが9匹生まれ、すくすくと育っている。シーパラでプレーリードッグの繁殖は初めてといい、巣穴から出て親子でじゃれ合う愛らしい姿が見られる。今は新型コロナウイルスの感染防止のため休館中だが、担当者は「営業を再開したら、ぜひ会いに来て」と呼び掛けている。
シーパラによると、赤ちゃんは2月下旬~3月末にかけて生まれた。ただ、地下に「タウン」と呼ばれる巣穴を作って生活するため姿を確認するのは難しく、休館中に15~20センチほどに成長して巣穴を出入りするようになったという。
プレーリードッグの生息地は北アメリカの草原地帯(プレーリー)。危険を察知すると犬に似た声で鳴くことから、「ドッグ」の名が付いた。