横溝正史ミステリ大賞受賞作家が放つ、現代の闇「自殺」に迫る鮮烈なミステリ!! 逸木裕『銀色の国』発売前に101ページを先行で無料公開!

2016年に『虹を待つ彼女』で横溝正史ミステリ大賞を受賞しデビューした、 逸木裕の最新作『銀色の国』。 5/29の発売を前に、 この話題作の冒頭101ページをまるごと先行で無料公開。現代の闇「自殺」に迫る2020年の注目作をいち早くお読みいただくことができる。

足の甲を切る自傷行為と「もうだめ。 死にたい」というツイートを繰り返す浪人生のくるみ。 ある日、 突然フォロワーのひとりからDMが届き、 ネット上の自助グループ〈銀色の国〉に導かれる。 一方、 自殺対策NPO法人の代表として日々奔走する晃佑のもとには、 友人が自殺したという悲報が届いた。 元相談者でもあったその友人が今になって死を選んだ原因を調べるうちに晃佑はある恐ろしい計画の一端に辿り着く。「ようこそ〈銀色の国〉へ。 あなたのつらい気持ちを聞かせてください」

『銀色の国』特設サイト

https://special.tsogen.co.jp/ginironokuni

著者・逸木裕 メッセージ

自殺願望や生きづらさという現実に存在する問題を掘り下げることと、 ページをめくる手が止まらないエンターテインメント小説とをどう融合させるかを悩みながら執筆したのが『銀色の国』です。 優しさと悪意に溢れる蜃気楼の中を、 皆様も彷徨ってください。

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