【新型コロナ】海岸への立ち入り自粛 連休明けの解除を要望 湘南地域の事業者ら

黒岩祐治知事(右)に要望書を提出した湘南サーフマリンスポーツ業連合会

 神奈川・湘南地域のサーフショップ事業者で構成する「湘南サーフマリンスポーツ業連合会」は1日、黒岩祐治知事にゴールデンウイーク明けの海岸への立ち入り自粛の解除などを求める要望書を提出した。

 県は新型コロナウイルスの感染拡大防止を図るため、三浦市の東京湾側から相模湾の湯河原町にかけ県管理の海岸計約140キロにわたって看板を設置し、海岸への立ち入り自粛を呼び掛けている。

 鈴木正理事長は「誰も海に入れない。ほとんどの店が売り上げゼロの状態で最大のピンチを迎えている」と訴え、収益が減少した事業者への金銭的な支援も求めた。知事は既存の事業者支援策を紹介し、「緊急事態宣言の延長は避けられない。業種全体を精査し、何ができるか考えたい」と応じた。

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