野党一本化の必要確認 民主、共産 協議本格化へ

 共産党宮崎県委員会が夏の参院選宮崎選挙区(改選定数1)での野党共闘の協議を民主、社民両党県連に申し入れたことを受け、民主は21日、同委員会の幹部と会談し、「候補者の一本化が必要」との認識で一致した。両者が国政選挙の協力を視野に入れた話し合いの場を持つのは初めて。民主は無所属で元総務省官僚の読谷山洋司氏(51)の推薦を、共産は党県書記長の松本隆氏(54)の公認を決定しており、今後は一本化が実現できるか、協議を本格化させる方針。

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