アメリカン航空、乗客のフェイスカバー着用を義務化 5月11日から

アメリカン航空は、乗客のフェイスカバーやマスクの着用を、5月11日より義務化する。乳幼児など、フェイスカバーなどを着用できない状況にある乗客は除外される。

除菌用ワイプやジェル、マスクの配布を5月初旬より開始することをすでに発表しており、供給体制と運航状況によるものの、全便に拡大することを予定している。

客室乗務員にも5月1日より、マスクの着用を義務付ける。主要路線のフライトでは、客室乗務員とパイロット用のマスクや消毒用品などを収納する引き出しをギャレーに設置した。

清掃手順も見直し、5月初旬からは、長時間の駐機時にすでに行っている清掃手順を、全ての主要路線のフライトに拡大する。アメリカ環境保護庁によって承認された消毒剤を用いて、トレイテーブル、シートベルトのバックル、アームレスト、窓ガラス、モニター、頭上荷物棚のハンドル部分などを消毒する。全てのリージョナル路線にも、消毒作業を拡大する。

すでに、空港のゲートエリアやチケットカウンターなどの清掃頻度を拡大しており、利用者間の距離を保つため、チケットカウンターや自動チェックイン機の一部の使用を停止している。

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