【新型コロナ】3人死亡、23人が感染 17人は院内感染4病院の医療従事者と患者 神奈川

 新型コロナウイルスの感染拡大を巡り、神奈川県内で3日、3人の死亡と、新たに計23人の感染が確認された。17人は院内感染が発生している4病院の医療従事者と患者だった。累計の死者数は42人、感染者数は1099人となった。

 横浜市では、男女12人が感染し、60代男性が重症。聖マリアンナ医科大横浜市西部病院(同市旭区)の70~80代の患者3人と30代の男性医師が感染し、同病院の感染者は計41人となった。横浜甦生(こうせい)病院(同市瀬谷区)でも30~60代の男女の職員5人が感染した。同病院の感染者は計17人。

 川崎市では、陽性で入院していた50代男性が死亡。川崎協同病院(同市川崎区)の30代と60代の職員2人の感染が判明した。同病院の感染者は計14人。

 県所管域は男女8人。うち湯河原町在住で小田原市立病院に入院中の70代女性が死亡した。また陽性と判明していた藤沢市の70代女性の死亡も確認された。

 5人は同病院に勤務する20~40代の男女の看護師で、これまでに感染者が確認されていた病棟に勤務していた。同病院の感染者は計14人。残る2人は、小田原市内の高齢者グループホームに入居する80代と90代の女性。この施設の感染者は計4人となった。

 相模原市では、東芝林間病院(同市南区)の40代の男性医師が感染。同病院の感染者は計3人となったが、この医師はこれまでに判明している感染者の濃厚接触者ではないという。

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