子育て施設に“お土産品”寄贈 コロナで休館のミカド観光センター

お菓子の無料配布を企画したミカド観光センターの女子社員ら=南島原市、雲仙みかどホテル

 雲仙みかどホテルを運営する南島原市深江町のミカド観光センター(掘辰幸社長)は4月28日までに、新型コロナウイルス感染拡大に伴う休館で販売できなくなったお土産品のお菓子を、県内5市2町の保育園や幼稚園、子育て支援センターなど15施設に寄贈した。
 自粛生活を余儀なくされている子どもや施設関係者に「笑顔になってほしい」と企画。自社工場で製造しているカステラや約30種類のお菓子の中から選んだ詰め合わせセットを贈った。
 管理部広告企画の森藤吹(ふぶき)さん(29)は「お客さまをお迎えできず歯がゆい思いだが、できることを考える貴重な時間ととらえ、前向きに進んでいきたい」と話していた。

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