長崎県松浦市が福祉や保健の拠点施設として市役所北側に建設していた「市民福祉総合プラザ」が完成。関係者によるテープカットがこのほどあった。11日から順次供用を開始する。
鉄筋コンクリート造り4階建て、延べ床面積約2630平方メートル。オール電化の施設で、市長寿介護課、市内の福祉、保健関係の施設や団体を集約する。
1階には市民交流プラザ、市長寿介護課、市地域包括支援センター、2階には市社会福祉協議会(社協)事務局と社協の居宅介護支援事業所、訪問介護事業所、障害者訪問介護事業所、通所介護事業所、3階には市保健センター、4階には市老人福祉センターが入居する。市長寿介護課は11日から、社協は18日から業務を開始。他の施設の供用は緊急事態宣言解除後になる予定。総事業費は約12億6500万円。
市は施設の愛称を公募。同市星鹿町の松瀬鮎子さんの「すこやか青プラザ」に決まった。落成式は新型コロナウイルス感染拡大防止のために取りやめ、友田吉泰市長、久枝邦彦市議会議長、米田宏哉市社会福祉協議会長がテープカットし、完成を祝った。
福祉、保健の拠点施設に 松浦市「総合プラザ」完成
- Published
- 2020/05/05 00:04 (JST)
- Updated
- 2020/05/05 11:41 (JST)
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