トヨタモビリティ東京 江戸川区へ新型コロナウイルス感染者移送用「飛沫循環抑制車両」を提供

トヨタ JPN TAXI 江戸川区に提供された飛沫循環抑制車両

都内行政初となる「飛沫循環抑制車両」を提供

トヨタ JPN TAXI 車両説明の様子

東京都江戸川区と、トヨタ自動車の関連会社であるトヨタモビリティ東京株式会社は、2019年7月に江戸川区の一層の活性化と区民サービスの向上を図ることを目的とした「地域活性化包括連携協定」を締結しており、今回、江戸川区からの協力要請に応じて「飛沫循環抑制車両」を提供した。

今回提供された車両は、JPN TAXI(ジャパンタクシー)をベースに、運転席・助手席のある車両前方スペースと、後部座席以降の車両後方スペースの間に隔壁を設置。前方を陽圧、後方を陰圧とすることによって、後方の空気が前方に循環しないようにコントロールした「飛沫循環抑制車両」で、この車両の提供は、都内行政として初となる。

車両の納車は、トヨタモビリティ東京 江戸川中央店で行われ、区の職員に向けた車両使用方法の説明と車の鍵が受け渡された。

江戸川区長のコメント

今回の車両の納車を受け、江戸川区の斉藤区長から以下のコメントが寄せられた。

「今回、新型コロナウィスル感染症の継承者移送用車両をご提供いただき、心より感謝申し上げます。江戸川区では、ドライブスルーのPCR検査センターから療養施設まで、医療崩壊を防ぎ区民の安全を確保する1貫した支援体制を整備しました。今回ご提供いただいた車両を有効活用して、区民の更なる安心の拡大につなげていきたいと思います。大切に使わせていただきます。」

トヨタモビリティ東京の取り組み

トヨタモビリティ東京は、「安全・安心を最優先に現場で戦っている方々、苦しんでいる方々の気持ちに寄り添いながら私たちにできることを即断、即決、即実行していく」との方針に基づき、現在社会的な最優先課題となっている感染拡大の抑制や、医療現場の支援に向けて、様々な側面から対策を検討し、迅速に取り組むなど、地域とより密着した活動を推進していくとしている。

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