山崎・台峯緑地、公園として一部が開園 鎌倉

堤体改修が施された山崎・台峯緑地の「谷戸の池」(鎌倉市提供)

 鎌倉市の三大緑地の一つ、山崎・台峯緑地(同市梶原3丁目)で市が進めてきた整備事業が一部終了し、風致公園として開園した。未供用部分は今後整備を進め、2021年度の全面開園を目指す。

 三大緑地は広町(約48.1ヘクタール)、山崎・台峯(約27.5ヘクタール)、常盤山(約18ヘクタール)。いずれも1960年代以降に住宅開発計画が浮上したが、鎌倉の市街化区域に残された貴重なまとまりある樹林地であることから、地元で保全を求める動きが広がった。その後、2000年代に入り市として保全事業に着手した。

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