DeNAオースティン「あす試合でも打てる」 好調維持に自信 妻と自宅トレ日課

笑顔でガッツポーズするオースティン=横浜(球団提供)

 オープン戦最多タイの4本塁打を放った横浜DeNAのタイラー・オースティン内野手(28)が好調維持に自信を示した。5日は横浜スタジアムで非公開の自主練習を行い、球団広報を通じて「打撃の状態は良い。あす(6日)試合があると言われても打てるんじゃないかな」と頼もしいコメントを寄せた。

 中軸候補の新戦力は今、筋骨隆々の体をいま一度鍛え直している。「オフに行っている強くて速い体につくり直している」と基礎トレーニングに汗を流す。

 オープン戦では失投を逃さず、弾丸ライナーでスタンドに運ぶ衝撃的な打撃を見せつけた。開幕延期が決まった際は「(当分実戦がなく)日本投手と対戦する機会が減る。調整は難しい」と不安も漏らしたが、性格は生真面目そのものだ。

 自宅に帰っても新妻ステファニーさんと行う毎日のトレーニングが日課になった。「始まったときにベストの状態でいられるように」。来日1年目から実績を残してきたロペス、ソトという先輩助っ人を手本に、前例のないシーズン開幕へ鍛錬を重ねていく。

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