みんなで楽しく食事? コロナ対策しない青学陸上部・原監督に批判の声! 「ウイルスを持っていない前提」とは…?

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5月4日、日本テレビ系『情報ライブ ミヤネ屋』に、青山学院大学陸上部の原晋監督がリモートで生出演しました。そこで明かした『ウイルスを持っていないという前提で考え、みんなで楽しく食事を取って会話しています』という寮生活に、視聴者からは「驚いた。あの人やばいわ」「部員同士で仲良くご飯食べてる場合じゃないんだよ」といった批判が寄せられています。

この日番組では、新型コロナウイルスに関連する話題を取り上げ、専門家会議で提言された「新しい生活様式」について報じました。

現在、指導者として選手たちと寮で生活をしているという原監督は、この「新しい生活様式」について『人とはあまりしゃべらない、ご飯の時も話さないってうたってますけど、僕は逆にコミュニケーションを良くして明るく振る舞っていくことが、抵抗力を付ける人間の基本的なメカニズムだと思いますけどね』とし、『逆にストレスがたまって、違う病気にかかっちゃいますよね』と否定的にコメントします。

また、寮では食事の際に距離を取るなどといった対策も特にしていないようで、『全員が基本的に同じ行動様式を取ってますんで、ウイルスを持っていないという前提で考えています。三密とかは取らずして、みんなで楽しく食事を取って会話しています。もちろん換気に気を付けて、手洗いうがいはやっています』と明かしていました。

この発言を受けて、ネット上では「原監督の発言に驚いた。あの人やばいわ」といった声をはじめ、

「駄目だろ原さん。感染してないのが前提って(笑)」

「皆が共同生活しているから感染機会はないものとみなして特に対策はとってないと。テレビで堂々と言うことじゃないし、テレビに出しちゃダメな人だと思うが」

「無知な人が自分だけの考えを無責任にTVで発言するのは良くないと思う」

「石田純一も原監督も同じタイプな気がする」

「感染してないだろうからって部員同士で仲良くご飯食べてる場合じゃないんだよ。認識が甘いわ」

「“換気と手洗い、うがいはさせている”と言ってたが、一番重要なソーシャルディスタンスについてはきちんとさせてない。こんな対応では一人感染者が出た場合、選手達に一気に感染が広がってしまう。みんな感染を拡大させないように必死にやってるのに、この原晋とかいう阿保監督は独自解釈で緩めるとは」

などといった批判の声が寄せられていました。

いつどこで感染するか分からない状況で、『ウイルスを持っていないという前提で考えています』というのはあまりにも無責任な発言のように思います。

選手のことを思うなら「自分が感染しているかもしれないと考えて行動を」と呼びかけ、対策を徹底するのが指導者としてのあるべき姿なのではないでしょうか。(文◎絹田たぬき)

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