Web会議で損してない?印象アップする話し方、聞き方、カメラ映りのコツを元CAが伝授

オンライン会議で損していませんか?

新型コロナウィルスの影響で外出自粛が続く今、在宅勤務でWeb会議を取り入れている方も多いのではないでしょうか。

自宅にいながらして複数人が集まりお互いの顔を見て話すWeb会議はとても便利ですよね。

友人たちとZOOM飲み会を開催している方も多くなってきているようです。

 

しかし、オンラインだからと言って気を抜いてはいませんか?ただ会議に参加できれば良いという感覚でいると、無意識のうちに、相手に悪い印象を与えて損をしてしまっているかもしれません。

 

オンラインでは、その人の持つ雰囲気や、参加者の姿勢や意欲が伝わりづらいもの。だからこそ、ちょっとした意識をすることで、あなたの印象アップさせることが出来るのです。

 

シンガポールの企業で働きいち早くオンライン会議を取り入れてきた筆者が、CA時代に培った印象アップのノウハウを含め、オンライン会議で好感度アップする話し方、聞き方、カメラ映りのコツを伝授いたします。

 

 

「ちゃんと伝わってるか不安」を解消!オンライン会議での上手な聞き方

オンライン会議で発言している際、自分が話していることが相手にちゃんと伝わっているのか、上手く聞こえていないのか、不安になることはありませんか?

 

ただ淡々と会議を行っていると、相手の反応が見えず、一方的に話をしているような感覚になるのはオンライン会議ならでは。相手が雑音防止の為にミュート機能を使っている場合は特に、この不安感に襲われます。

 

話し手を不安にさせないためにも、聞き手はいつもよりリアクションを大きくしてみてください。話の区切りで、うんうんと頷く。関心を示したい時は少し身体を乗り出して画面に近づく。納得したら、画面で微笑んでみる。

 

そうすることで、話し手想いの良い聞き手として印象がよくなるはずです。

 

オンライン会議中、つい無表情のままで話を聞いてしまっていないかどうか、自分のモニター画面をチェックして、リアクションを意識してみてくださいね。

 

 

聞き取りにくさ、すれ違いを解消!オンライン会議での上手な話し方

オンライン会議中に、音声が途切れてしまうことや、複数人の発言が重なって聞き取れなくなることも、よく起こりますよね。オンライン会議では、対面する会議と同じ調子で話してしまうと、会話の聞き洩らしやすれ違いが起こってしまうのです。

 

その中で、出来る限り相手に聞こえやすく、伝わりやすくするためには、いつもの会話の8割のスピードで話すことが大切です。

 

ゆっくり話すことによって、万が一音声が途切れて聞こえない場合でも影響を少なくすることが出来ますし、どこまで伝わっているかを確認しながら話を進めることが出来ます。

 

また、発言の始まりと終わりをはっきりさせることで、発言の重複を防ぐことが出来ます。

 

トランシーバーで会話をする要領で、相手の発言タイミングをわかりやすく促すことで、スムーズに会議が出来る相手だと印象付けることが出来ます。

 

次のページ:カメラの位置で印象がグンと良くなる!

 

 

印象がグンと良くなるカメラのセッティング

 

 

パソコンや携帯で自分を映すとき、つい端末を自分の目線よりも下の方に置いてしまいますよね。

 

そうすると、実は相手からは、上から見下ろされているように見えてしまうのです。さらに天井に照明がある時には、顔部分のみが暗くなってしまいます。

 

無意識のうちに威圧感や嫌悪感を与えない為にも、カメラ目線が上手くとれる位置を調整しましょう。

 

カメラが顎や鼻の位置と同じくらいの高さにあると、概ね正面に見えます。私はテーブルの上に本を何冊か重ねて置き、その上にパソコンを置いて調整しています。

 

また、自分を映す時は、真正面の姿が映るようにしましょう。斜めの角度から映してしまうと、どこを向いて話しているのかが定まらず、集中に欠ける印象を与えます。

 

さらに話すときは、手元を見ているとまるで原稿を読んでいるような、冷たい印象を与えます。なるべくカメラ目線を意識することで、相手にもしっかりと誠意が伝わるのです。

 

 

オンライン会議で印象が良いと、仕事もスムーズに!

オンラインでの好感度が高いと、実際に会ったときにはもっと良い印象を持ってもらえるはずです。

 

今後、オンライン会議が至る所で活用されることを考えると、印象をあげておくに越したことはありません!

 

そしてこれらの工夫は、就職や転職のオンライン面接でも活かすことが出来ますし、各種セミナーやイベントでも威力を発揮するでしょう。

 

是非今から、「オンライン会議の達人」を目指してみてくださいね。

 

 

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