5月7日以降、飲食店に対する営業時間の短縮要請が解除 店を経営する側は心配が尽きない

緊急事態宣言の延長をうけ三重県は5日、一部の自粛を緩和した緊急事態措置を発表し、7日以降、飲食店に対する営業時間の短縮の要請が解除されます。

津市の中心市街地・大門の商店街では、ほとんどの店が臨時休業や営業時間の短縮、テークアウトのみの営業といった対応をとっています。

商店街にある釜飯の店では、新型コロナウイルスの影響で今年2月から急激に客足が減りはじめたといいます。

この店では、三重県が飲食店の営業時間短縮を要請する前の先月中旬から店内での営業を休止してテークアウトのみに切り替え、家族連れなど常連客とは違う層も利用するようになったそうです。

三重県では飲食店の営業時間を午前5時から午後8時までに短縮するよう要請していますが、7日にこの要請が解除され通常営業ができるようになります。

しかし、店を経営する側は心配が尽きないようで「今まで来てくれていたお客さんが戻って来てくれるか確証がない。まずはテークアウトを続けつつ、深夜の営業は短縮して店を再開したい」と話していました。

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