新型コロナ対策でテイクアウトなど 業態転換に取り組む中小飲食業者を都が支援

暮らしに役立つ情報をお伝えするTOKYO MX(地上波9ch)の情報番組「東京インフォメーション」(毎週月―金曜、朝7:15~)。今回は新型コロナウイルス感染症対策で新たなサービスに取り組む中小飲食事業者への費用の一部を都が助成することについてや、無症状・軽症の感染者の宿泊療養施設確保などを紹介しました。

◆中小企業の"業態転換”を支援

東京都は、新型コロナウイルス感染症対策のひとつとして、新たなサービスに取り組む中小飲食事業者を支援します。

これは、新型コロナ感染症の流行で都民の外出自粛が進み、売り上げが減少するなどの影響を受けている都内の中小飲食事業者が、打開策として新たなサービスに取り組む際の費用の一部を助成するものです。

助成内容は、新たに「テイクアウト」「宅配」「移動販売」を開始する際の初期費用などです。

具体的には、チラシなどの制作費や広告掲載費などの販売促進費。また、宅配用のバイクのリース料金、WiFiの導入費用やタブレット端末の費用、配送手数料などです。

助成は、費用の5分の4以内、限度額は100万円です。申請は、東京都中小企業振興公社のホームページから申請書をダウンロードし、書類を作成して、簡易書留などの記録が残る方法で送付してください。

受け付けは、第1回が5月18日(月)まで。最終受け付けは11月25日(水)の予定です。
詳しくは、東京都中小企業振興公社のホームページをご覧ください。

関連リンク
https://www.tokyo-kosha.or.jp/support/josei/jigyo/conversion.html

◆宿泊療養施設&自宅療養

新型コロナウイルス感染症の拡大防止策として、無症状者・軽症者を対象とした療養施設が追加され、部屋数は2,800を超えています。

(小池知事会見/1日)
「都として、無症状や軽症の新型コロナウイルス感染症の方々を受け入れる宿泊療養施設の確保を進めています。
1日、新たに、the b 八王子、アパホテル&リゾート両国駅タワーの2つの施設を開設しました。
2,800を超える部屋を確保することができました。

この宿泊療養ですが、基本的に、これまで、自宅にいたいという方が多かった。
そこで、いくつか工夫もします。お子さまがいらっしゃる場合、保健所と児童相談所が連携し、お子さまを医療機関などで一時的にお預かりする。

それから、高齢者の介護や障害者の介助をされている方の場合、高齢者や障害者がおひとりでご自宅で生活ができる場合には、ホームヘルプや配食サービスなど、必要なサービスをご紹介します。

おひとりでの生活が難しい場合、地域の施設のショートステイなどがご利用できるので、お住まいの区市町村にご相談ください。

都の受診相談窓口は24時間で対応。保健所もほぼ全てで対応可能。
さらには新型コロナ外来は今、80病院ほどあり、平日に準じたかたちで対応する予定です。

検査体制も通常どおり確保ということです。(感染症対策の)体制は、この連休中も同じように動いていますので、ご心配なときは、すぐにご相談ください」

関連リンク
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2020/04/30/10.html

◆"シャンシャンの成長記録”

「いのちを守る STAY HOME週間」中、閉園している上野動物園ですが、東京動画では、ジャイアントパンダのシャンシャンに会えます。

東京動画のホームページでは、「いのちを守る STAY HOME週間」におうちで楽しめる「おすすめ東京動画」の特設コーナーがあり、上野動物園のジャイアントパンダ、シャンシャンの成長記録を2作品、見ることができます。

「成長記録1」では、誕生から2歳までを振り返っています。

もうひとつは、シャンシャンのうんちについて記録した動画です。うんちの色や大きさ、内容などが、成長とともに変化しているというのが分かります。

なお、上野動物園では、公式ツイッターで、現在のシャンシャンの様子をはじめ、動物たちの姿を掲載していますので、ご覧ください。

関連リンク
https://tokyodouga.jp/special/stay-home-week.html
https://twitter.com/UenoZooGardens?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor

<番組概要>
番組名:東京インフォメーション
放送日時:毎週月―金曜 7:15~7:20
キャスター:久保井朝美、平川彩佳
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/tokyoinfo/

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