水色のニホンアマガエル見つかる 西海市大瀬戸

長崎バイオパークに持ち込まれた水色のニホンアマガエル

 長崎県西海市大瀬戸町の松島で水色のニホンアマガエルが見つかり、長崎バイオパーク(同市西彼町)に持ち込まれた。
 同園によると、4月29日夕方、住民の女性が自宅前の植木鉢の手入れをしていた際に見つけた。体長約3センチ。新型コロナウイルスの影響で同園は今月31日まで臨時休園の予定。再開後に展示する方針という。
 カエルなど両生類を研究している長崎女子短大の松尾公則教授(69)によると、黄色の色素が欠けた突然変異の個体とみられる。目立つため鳥などの外敵に狙われやすく、「時期的に冬を乗り越えた個体で、(長く生きているのは)珍しい」と話した。


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