ラッパーの漢、大麻所持で逮捕 警察が注目する「入手先」とは!?

薬物関連を疑い任意で職質をする警察官(写真・編集部)。

ラッパーの漢(本名・川上国彦)が5月2日未明、大麻所持で逮捕されました。漢と言えば、フリースタイルダンジョンで活躍。YouTubeでは対戦相手をリアルで殴る動画(数年前ですが)がかなりの再生回数になりました。

と、いうバックボーンでも想像がつくように、敵も当然多く、Wikipediaではさっそく「中二病思想が抜けないままデブなオッサンになってしまったDQN版子供おじさん。」とか「現行犯逮捕された。ついに来たなこの時が。」と言った書き込みがなされています。

「ラッパーの大麻所持は、さほど意外とは思われない人が多いのではないでしょうか。今回は路上で職質され、逮捕されたということですが、まず警察当局が注目するのは入手先。それと『他にやっている人間はいるのか』という事になります。以前まで、暴排条例施行がめやす境目だと思いますが、覚醒剤が主なシノギだったヤクザも、食えなくなってきたので危険ドラッグや大麻にまで手を広げています」(週刊誌記者)

10年以上前ではイラン人などのネットワークを使っていた人間もいましたが、現在はネットなどでも購入できます。

「いずれせよ入手先はヤクザも含めて戸塚署は取り調べを行うと思いますよ」(前出・週刊誌記者)。

戸塚署と言えば川上容疑者の地元新宿・大久保に近い所轄。薬物事案はタレコミから、行動確認・内偵をしてから逮捕と言うケースが多々あります。今回は職質からの逮捕かタレコミからの逮捕かは不明ですが、いずれにせよ警察が暴力団のシノギをつぶしにきている中、もしかしたら「漢ルート」から芋づる式にラッパー関係者が挙げられるのかも知れません。(文・編集部)

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