長崎市営住宅に優先入居受け付け コロナで解雇の人ら

 長崎市は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で解雇されるなどし、住居の確保が困難となった人などを対象に、優先的に市営住宅に入居できる支援策に取り組む。計46戸分を用意し、家賃の軽減措置(世帯の総収入に応じて最大50%)もある。7日、申し込み受け付けを始めた。
 市住宅課によると、原則市内在住者で、新型コロナの影響に伴い、▽雇用先から解雇▽雇用先の住居手当などの変更▽離職したが、失業給付などを受けることができない-人などが対象。市営住宅の内訳は、即時入居できる20戸(入居期間は原則6カ月)、随時募集している26戸(期間制限なし)。家賃や駐車場使用料、水道光熱費などは入居者負担となる。
 申し込みの受付場所は、▽市役所桜町第2別館1階(電095.829.2989)▽三重地域センター1階(電095.850.1183)▽南総合事務所2階(電095.892.1132)。問い合わせは3カ所のほか、市住宅課(電095.829.1185)。

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