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長崎市戸町2丁目の直塚憲子さん(74)の自宅庭が、今年もシャクヤクやガーベラなど約500種の花々で彩られている。直塚さんは毎年この時期、430平方メートルの庭を期間限定で一般公開しているが、今年は新型コロナウイルスの感染防止のため断念。「せめて新聞紙面を通じ、この眺めをお届けしたい」と話す。
直塚さんは庭を一般公開する「オープンガーデン」を2015年に始め、次第に観賞に訪れる人が増えるなど好評。今年は開催の問い合わせが、これまでに50件以上寄せられたという。
ラベンダーや青いサルビアの寄せ植えなど色調も工夫してデザインし、来週にも最盛期を迎える見通しという。直塚さんは「大幅に植え替えた花をお見せしたかったのに」と肩を落としながらも、来年以降、「10回までは続けたい」と意気込んでいる。