JR東日本が超高層オフィスビルやホテル、商業施設の開発を手掛けているJR川崎駅西口の街区の名称が「KAWASAKI DELTA(カワサキ デルタ)」に決まった。今月にホテルが先行開業し、2021年4月に全体が完成する予定。
同社によると、街区の敷地面積は約1万2400平方メートル。川崎が多摩川の河口近くの三角州(デルタ)にできた都市で、「川」は多摩川を、「崎」はデルタを意味することを踏まえて決めたという。
地上29階地下2階の「JR川崎タワー オフィス棟」、地上5階地下1階の「JR川崎タワー 商業棟」、16階建ての「ホテルメトロポリタン川崎」、歩行者デッキ上の中央広場「デルタプラザ」で構成。施設の延べ床面積は13万7千平方メートルになる。
ホテルメトロポリタンは今月18日に開業。21年4月の街区全体の完成後、オフィス棟は約1万人規模の新たなビジネス拠点となる。同棟内には認可保育施設も開園する予定。