PCR検査、ドライブスルー方式を開設へ 平塚市医師会

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、平塚市医師会は11日から、「ドライブスルー方式」によるPCR集合検査場を市内に開設する。完全予約制で1日10~15人の検査を受け付ける。

 ドライブスルー方式は自家用車に乗ったまま問診と検体を採取し、新型コロナウイルス感染の有無を判別する。検査は15分ほどで医師2人と看護師1人が常駐する。開設場所について市は患者のプライバシーを理由に非公表としている。

 かかりつけ医からPCR検査が必要と判断された軽症の患者が対象で、平塚保健福祉事務所を通じて検査依頼が出される。検査は平日のみで、午後0時半から同2時半まで。ドライブスルー方式は藤沢市が県内で初めて導入。県内では医師会と自治体が協力する形で集合検査場を開設する動きが広がっている。

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