松浦市が総合計画策定 6項目の将来像掲げ

 長崎県松浦市は今後10年間のまちづくりに向けた「市総合計画」(2020~29年)を策定した。「育つ・つながる・根をおろす」を基本理念に、「学び育てるまち」「誇れるまち」「仕事をつくるまち」など6項目の将来像を掲げている。
 総合計画は市民共有の町の将来像、施策の方向性などを示した基本構想、将来像を達成するために必要となる取り組み、姿勢を記した基本計画で構成。結婚から子育てまで切れ目なく支援する事業など担当部署で策定した行政計画と、今後、小学校単位でつくる地域運営組織が自主的に策定する地域のまちづくり計画が実施計画になる。
 市は、総合計画をイラストや表を使って子どもから大人まで分かりやすくした冊子(A4判、68ページ)にまとめ、8日から市内全世帯(約1万戸)に配布した。

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