北アルプス焼岳で9日、日帰り登山の男性が道に迷い、県警ヘリに救助されました。けがは無いということです。
救助されたのは、神戸市の会社員の男性58歳です。
警察によりますと、男性は、日帰り登山の予定で松本市の中ノ湯温泉登山口から入山。登頂後、登山口にむけて下山中に道に迷い、午後2時頃、携帯電話で救助要請したということです。そして、午後4時過ぎに県警ヘリで救助されました。男性にけがはないということです。
緊急事態宣言の発令を受け長野県は、現在、「県域をまたぐ往来の自粛」を呼びかけています。また、感染者が発生した場合の対応が極めて難しいなどとして、「登山の自粛」も呼びかけています。
先月25日には、八ヶ岳連峰の阿弥陀岳で滑落・骨折して救助された都内の男性36歳が一時、新型コロナウイルスの感染が疑われ、救助した隊員など10人前後が自宅待機になったケースも発生しています。