アライアンス・トゥ・エンド・プラスチック・ウェイストがASASE財団と提携

ガーナでプラスチックごみを削減し、女性起業家を支援するために活動

ガーナ・アクラ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- アライアンス・トゥ・エンド・プラスチック・ウェイスト(アライアンス)は本日、地域社会でプラスチックごみを削減するために活動する女性起業家を支援するASASE財団との提携を発表しました。クロージング・ザ・ループと呼ばれるイニシアチブが存在し、コミュニティーが廃棄プラスチックごみの回収、再処理、再販売によって利益を得られる循環型経済モデルを活用しています。

クロージング・ザ・ループは、アフリカを拠点とするプロジェクトへのアライアンスの支援の第一弾です。プロジェクトは最初2018年に、プラスチックごみ再処理工場の設備を整え、利益を目的とするリサイクル工場を運営する技術面と事業経営面のトレーニングを女性起業家向けに実施するシード資金を提供するためにASASEにより立ち上げられました。最初の12カ月で、プロジェクトは地域内で8人の仕事を創出し、35(メートル)トンのプラスチックを廃棄物から転用しました。アライアンスとの提携により、再処理工場の生産力は年間2000(メートル)トンのプラスチックごみを転用できるレベルへ増強され、さらに多くの仕事が創出される見込みです。

アライアンス・トゥ・エンド・プラスチック・ウェイストのプレジデント兼最高経営責任者(CEO)のジェイコブ・ドゥアは、次のように述べています。「環境からプラスチックごみをなくすための1つの重要な柱は、プラスチックごみの全廃が地域社会の健全性にもたらす持続可能な影響です。クロージング・ザ・ループは循環型経済モデルに向けた正しい施策であるため、ASASEとの提携はとりわけ有意義で、プラスチックごみ回収と分別システムを利用できない地域に住む人々に、直接の利益をもたらします。このイニシアチブはシンプルでありながら規模の拡大が可能な活動であり、環境からプラスチックごみをなくす道のりに向かう地域社会を構築している、影響力のあるガーナの女性を支えています。」

「アライアンス・トゥ・エンド・プラスチック・ウェイストとの提携で最も価値があることは、廃棄物管理における専門知識を得られることです。こうした知識を私たちのプロジェクトで活用できるようになり、アライアンスよりプロジェクトへ提供される資金の影響を効果的に増幅させることが可能になります」と、ASASE財団の創立者でマネジングディレクターのDana Mosoraは語っています。

また、提携により、新しいエンドマーケット用途の開発やガーナでのプラスチックごみ管理に向けた新たな金融システムの考案の領域において、学術界のパートナーであるスイス連邦工科大学の専門知識の提供も受けられる可能性が開かれます。

リサイクル工場は、飲料水サシェ(LDPE)からシャンプーや洗剤のボトル(HDPE)、大型の調理油容器(HDPE)まで、さまざまなプラスチックごみを加工してリグラインドに転換します。リグラインドはその後リサイクル業者へ販売され、舗道ブロック、建設用シート、洗面器やライナーなどの物品の製造に用いられ、その大半は地域社会へ戻っていきます。

両組織について:

アライアンス・トゥ・エンド・プラスチック・ウェイストは、プラスチックごみをなくす闘いにおいて産業界、政府、地域、市民社会を結集させる非営利団体です。

ASASE財団は、ガーナの女性起業家が地元地域社会の利益のためにアクラのプラスチックごみ廃棄物を現金化する上で主要な役割を担えるようにしています。

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