串カツ田中が名前を「串カツ宮迫」へ 宮迫博之が2000万円でネーミングライツを購入!

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SNSに突如、「串カツ宮迫」というワードがトレンド入りしました。

闇営業問題で吉本興業を契約解除となってから、YouTuberとして日々活動していた宮迫博之。

チャンネルの『宮迫ですッ!』で、今回は、友達だという「串カツ田中」の貫啓二社長が待つお店に陣中見舞いで訪れました。

「串カツがね…定期的に食えないのはやっぱ、関東の人わからないでしょ? 関西人は絶対食いたいです…パッと見たら全部(お店が)閉まってるじゃないですか、あの、寂しい気持ちってね」(宮迫)

――深刻なんですけども…打つ手がないんで僕らも、本当にね…一社だけ悪かったらすごく落ち込むと思うんですけど、外食全部が苦しいんで、もう、みんなで頑張ろうみたいな(貫社長)

「結局僕らも外に出てきたの初めてですから、本来は家の中で何か…ってなるんですけど、やることないっすよね、もう。いろんな業界業態全部が今、頭ひねりながらやってるんですけど、まぁ、ただただ大変やな…としか出てこないですよね」(宮迫)

――僕も生き抜いて、コロナ絶対いつか終わると思いますんで、そこまで生き抜いて、ガーッとV字回復するのを待つしかないっていう感じ…ウルトラCになるかどうか…クラウドファンディング始めるんですけども…(貫社長)

「へえ~」(宮迫)

――串カツ田中の一番大目玉がネーミングライツ、『串カツ宮迫』とか、2000万するんですけど、どうですか?」(貫社長)

ここで一瞬、うずくまる宮迫。爆笑する宮迫のスタッフ。

「お願いできませんかね?…270店舗くらいの店名が全部変わるんですよ」(貫社長)

「ええ――」と再びうずくまる宮迫。

――メニュー1カ月間(貫社長)

「1カ月間2000万すか……」(宮迫)

さらに爆笑するスタッフ。

「僕…さっき話したの聞いてます?…今、かつかつなわけですよ…今の現状でもお金持ちの方いらっしゃいますから、どうでしょうか…興味のある方」(宮迫)

そうやんわりと断った後、お店が出してくれた串カツを食べながら「んまい!」と連発する宮迫。

「街に…あの黄色い看板があって当たり前の景観を見てるから、無い、消えてる…こんな早い時間に閉まってんのやって、自転車の乗りながら、いつも寂しい思いをしてたんですよ」(宮迫)

――開けててもねえ…お客さん来れませんし…(貫社長)

「そういう大好きなお店、見てる方もたくさんあると思いますから、このコロナを皆でやっつけてね、普通に開くようになったら、改めてわんさか行きましょうよ」(宮迫)

――本当、どんちゃん騒ぎしてほしいです」(貫社長)

「ね…V字回復絶対すると思います! …それだけの価値のあるお店ですし…僕ができることは些細なことですけど、ウーバーイーツでしょっちゅう頼みます」(宮迫)

――ネーミングライツは無理?(貫社長)

「ネーミングライツ…うーん…2000万…」(宮迫)

スタッフから「串カツ宮迫!」の声がかかり、「カツカツ宮迫ですもんね」とフォローも入りますが、ここで宮迫が…。

「いいですよ…カツカツ宮迫頑張って…もう少しいけるかなと思ったら…串カツ宮迫GOしましょう…ちょっと待ってくれ…ほんま…2000万…」(宮迫)

いったん口にしたものの再び躊躇し始めた宮迫にスタッフが「でも、社長の先輩ですよね? やっぱ、助けてあげないと」と畳みかけます。

――結構話題になると思います、ニュース…(貫社長)

「嫁迫に殺される…買い…買いま…ちょっと飲ましてください…串カツ宮迫…買いま…ちょっと串カツ食べさせてくれ」(宮迫)

その串カツを手に、ついに宮迫が「買います!!」と宣言。

「ええ、ほんとに~!? 編集でどうにかできます」と今さら止めにかかるスタッフ。

「いやいや、これは何かの縁ですし、飲食業界自分もやってますから、みんなが助けようと思うきっかけになったらいいと思いますので、マジで買います」(宮迫)

「うそっ…」と一番びっくりしているのは頼んだはずの社長です。

「ちょっと…何かを解約します…何がしか保険を解約します…保険解約したら買います。いきます!」(宮迫)

「ありがとうございます!」と深々と頭を下げる社長。

「いま手の震えと…背中の汗がびっしょりです…社長相談なんですけど…焼酎だけ奢ってもらっていいですか?」(宮迫)

こんなやり取りを経て、全国270店舗の「串カツ田中」が、看板やホームページから全部「串カツ宮迫」に1カ月限定(7月頃予定)で変更することが決まったのです。

放送を見た視聴者や、このニュースを知った人たちがネットやSNS上で大騒ぎです。その反応が大きく二分されました。

「串カツ田中は好きだけど、串カツ宮迫は生理的に無理…行きたくない!」

「誰が食いに行くか! 2000万円払えるなら、詐欺被害者に寄付しろよ!」

「名前が変わって受け付けないって個人の感覚だから仕方ないと思います」

そんな否定的な意見に対して、宮迫の決断を評価する声も溢れています。

「串カツ宮迫に文句ある奴は2000万出したら? これ、凄いことなんやで」

「友達の窮地を救うだけでなく、みんなが支援するきっかけにもなるし最高」

「名前変えるだけで2000万円…こんな面白い決断ができるのは芸人の証!」

さらに、こんな意見まで出ていました。

「1カ月我慢するだけならいいでしょ。全国の田中姓の人間はそう思ってる」

いずれにしても、「串カツ宮迫」、ひいては「串カツ田中」の宣伝費を賄うほどのニュースになったことは間違いないようです。(文◎編集部)

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