MobileIronがincapptic Connectを買収し、企業顧客のアプリリリースのプロセスを加速

MobileIronの統合エンドポイント管理(UEM)プラットフォームをincapptic Connectのソフトウエアと統合し、業務アプリの迅速な開発、導入、セキュリティ確保を支援

米カリフォルニア州マウンテンビュー--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 業界初のモバイルを中心としたゼロトラスト・プラットフォームを企業に提供する MobileIron(NASDAQ:MOBL)は 本日、incapptic Connectを買収したと発表しました。モバイルアプリ自動リリース・ソフトウエアのリーダー企業で、ドイツ・ベルリンとポーランド・ワルシャワに拠点を置くincapptic Connectの買収により、企業のモバイルアプリのリリースプロセスを加速することができます。MobileIronの統合エンドポイント管理(UEM)プラットフォームをincapptic Connectのソフトウエアと統合し、企業での社内業務アプリの迅速な開発、導入、セキュリティ確保を支援することで、生産性向上とビジネス革新をもたらします。

ネイティブなビジネスアプリは、組織のデジタル・ワークプレース戦略に不可欠な要素です。競争力を維持するため、あらゆる業界のCIO、CDO、事業部門は、重要なビジネス成果の達成や、優れたデジタル体験を従業員に提供するために、専用アプリを開発しています。しかし、現在の企業におけるアプリリリースのプロセスは複雑で、サードパーティーの請負業者が関与したり、複数の社内レビューやアプリストアの承認が必要だったりすることが頻繁にあります。こうしたプロセスは数週間、時には数カ月間かかることがあり、ビジネスを変革できるアプリの導入を遅らせています。incapptic Connectはこのプロセスを合理化し、導入までに要する時間を数分、もしくは承認が必要な場合でも数時間に短縮します。アプリを適切なユーザーと適切なデバイスに自動的にピンポイント配信するMobileIronの機能と組み合わせることで、MobileIronとincapptic Connectは、企業が自信を持ってかつセキュアにデジタル・ワークプレースを速やかに実現できるように支援しています。

MobileIronの最高経営責任者(CEO)であるサイモン・ビディスコームは、次のようにのべています。「私たちは、incapptic ConnectのチームをMobileIronファミリーに迎えることができ、大変うれしく思います。企業がとりわけ新型コロナウイルスのパンデミックに対応すべくデジタル・ワークプレースを拡大させている中で、ITチームはカスタマイズアプリを可能な限り短時間で開発・提供して生産性を確保するプレッシャーに、今まで以上にさらされています。incapptic Connectは、企業がカスタマイズしたモバイル業務アプリを効率的に開発し、迅速かつ大規模に配信できる素晴らしい製品を提供しています。incapptic Connectの製品をMobileIronのUEMと統合することで、アプリのリリースプロセスをさらに簡素化できるため、企業はセキュリティと従業員の生産性に関する戦略を実践できます。」

MobileIronとincapptic Connectは、自動アプリ配信モデルをサポートするために協力します。incapptic Connectのソフトウエアは、アプリが公式アプリストアや社内アプリストアで公開するために必要な要件を満たしているか自動的に検証します。そしてincapptic Connectは、公開プロセスを自動化します。アプリがいったん公開されると、MobileIron UEMが自動的に管理対象デバイスに配信し、ユーザーが常に最もセキュアな最新のバージョンを利用できるように、アップデートも自動化します。

incapptic Connectの創立者であるラファエル・コビリンスキ博士は、次のようにのべています。「MobileIronチームの一員となり、企業顧客がより迅速・安全にモバイルアプリの革新に取り組めるように支援できることをうれしく思います。カスタマイズアプリの開発・配布プロセスは、概して複雑さと時間の浪費がつきものでした。incapptic ConnectのソフトウエアとMobileIron UEMの組み合わせは、企業顧客がアプリのリリースプロセスを簡素化し、セキュリティを高め、ビジネスの創意工夫を促進する上で役立ちます。」

企業組織はMobileIron UEMを基盤に、パスワード不要のゼロ・サインオン(ZSO)によるユーザーおよびデバイス認証、多要素認証(MFA)、モバイル脅威防御(MTD)などの製品を利用して、デジタル・ワークプレースのセキュリティをさらに向上させることができます。

企業のお客さま向けに2020年6月15日まで、MobileIronのUEMプラットフォームをユーザー数とデバイス数を無制限に無償でご提供しております。詳しい情報や、今後のウェビナー情報などについては、こちらをクリックしてお問い合わせください。

MobileIronについて

MobileIronは、統合エンドポイント管理(UEM)を基盤とする業界初のモバイルを中心としたゼロトラスト・プラットフォームで、境界の消えゆく企業環境でのセキュアなアクセスとデータ保護を実現し、企業セキュリティを再定義します。ゼロトラスト環境では、常に脅威がネットワーク内に存在することを想定し、「すべてを疑い、常に確認」という姿勢でアクセスのセキュリティを判断します。MobileIronがID管理やゲートウェイを使用したアプローチと比べて優れているのは、より包括的な属性情報に基づいてアクセスを許可する点です。ゼロトラスト環境でモバイルを中心としたアプローチでは、デバイスやユーザーにセキュアアクセスを許可する前に、デバイスの検証、ユーザー環境の検出、アプリ認証情報の確認、ネットワークの検証、脅威の検出と修復を実行します。

MobileIronのセキュリティプラットフォームは、数々の受賞歴のある統合エンドポイント管理(UEM)機能を基盤とし、ゼロ・サインオン(ZSO)、多要素認証(MFA)、モバイル脅威防御(MTD)などのゼロトラスト技術を活用しています。世界大手の金融機関、情報機関、厳しい規制の対象となる企業など、20,000社以上のお客様がMobileIronを活用し、許可されたユーザー、デバイス、アプリ、サービスのみがビジネス資産にアクセスできる、シームレスかつセキュアなユーザー体験を実現しています。

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