全宅連系、リコーと提携し遠隔物件紹介など支援

不動産事業者の業界団体である全国宅地建物取引業協会連合会(東京都千代田区)の会員企業支援組織であるハトマーク支援機構(東京都千代田区)は5月11日、リコー(東京都大田区)との提携を発表した。遠隔物件紹介にも有効な、360°撮影が可能な「RICOH THETA(シータ)」の割引販売や、撮影画像のクラウドサービス「THETA 360.biz」の利用割引などを会員企業に行う。

「THETA」で360°撮影を行い、「THETA 360.biz」に画像をアップすると、パノラマ画像の他にもウォークスルー機能や、画像の中の重要箇所について詳細情報の付加なども可能。リコーのAI(人工知能)技術で重要そうな箇所の複数枚の写真をピックアップする機能もある。画像データを自社ホームページに掲載の他、新型コロナウイルス感染拡大に伴い需要が拡大しているスマートフォンやパソコンなどによる遠隔物件紹介にも活用ができる。

ハトマーク支援機構ではカメラとクラウドサービスを会員割引価格で提供。さらにキャンペーンとして6月末までの有料プランを申し込んだ場合、カメラ「THETA V」をプレゼントする。3プランあり、最も低価格の「スタート」の場合は年間11万4000円(税別)でカメラ1台をプレゼントする。

カメラとクラウドを組み合わせ、遠隔物件案内も可能とする

© 株式会社新建新聞社