10日（日）は奄美で、11日（月）は沖縄で梅雨入りの発表があったが、この先は雨の降り方だけでなく、気温が上がる点にも注意が必要となる。

　奄美では13日（水）から14日（木）頃は気温が平年より低い予想だが、その後は暖かい空気に覆われる見込み。梅雨前線の位置にもよるが、この方面は湿気の多い状態が続くと予想される。さらに、17日（日）頃からの5日間ほどは、沖縄地方を含めて気温がかなり高くなる可能性があるため、沖縄気象台と鹿児島気象台は、沖縄・奄美に「高温に関する早期天候情報」を発表した。今後は農作物の管理や、事前の熱中症対策など健康管理にも注意するよう心がけたい。

早期天候情報とは

　原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30％以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30％以上と見込まれる場合に発表される。