東洋シヤッター、前期減損の反動で純利益が11倍増

東洋シヤッター(大阪市)は5月11日、2020年3月期決算を発表した。売上高が5.9%増の205億500万円、営業利益が10.0%減の12億7600万円、経常利益が12.0%減の12億1500万円、当期純利益は1042.0%増の7億8800万円だった。特別損失として9億8400万円の減損処理を行った前期と比較し、純利益は大幅に増加。首都圏での再開発や、各地での物流施設開発で売上増となったが、競争激化などで営業減益となった。

2021年3月期の業績予想は、新型コロナウイルス感染拡大により見送っている。

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