少女にホテルなどで2回みだらな行為 中学教師を「児童福祉法違反」疑いで再逮捕 教育長「個人の資質...強い怒り」

相手が18歳未満の少女であると知りながら複数回にわたり、みだらな行為をさせたとして長野県松本市の中学校教諭の男が再逮捕されました。これまでに児童買春・児童ポルノ禁止法違反(製造)と道路交通法違反の罪では、起訴されています。

松本警察署

児童福祉法違反の疑いで逮捕されたのは、松本市の中学校教諭・小澤健治容疑者(43)です。警察によりますと、小澤容疑者は去年5月上旬から中旬ごろ、相手が18歳未満の少女と知りながら県内のホテルや住宅などで2回にわたり、みだらな行為をさせた疑いがもたれています。警察は、小澤容疑者と少女は恋愛関係にはなく、金銭のやりとりもなかったとみています。

小澤容疑者は、2017年に建造物侵入の罪で起訴され、研修後に復帰、1ヵ月後に今回の事件などを起こしたことになります。

警察は「児童福祉法違反」の疑いについて、小澤容疑者の認否を明らかにしていません。

小澤容疑者は、これまでに18歳未満の少女のわいせつな画像を撮影したとして児童買春・児童ポルノ禁止法違反(製造)、また、自らが運転する車を信号機に衝突させ壊したままその場から立ち去ったとして「道路交通法違反」の罪で起訴されています。

再逮捕を受け、松本市の赤羽郁夫教育長は、「3度目の逮捕という知らせに言葉もありません。関係している皆さんや市民の皆さんに、改めて深くお詫び申し上げます」と謝罪したうえで、「もはや個人の資質が大きく関わっていると言わざるを得ない。“再発防止研修”を終えたにもかかわらず、このような結果になったことについて、本当に残念であり、強い怒りの念がこみあげている」とコメントしています。

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