西海市がマスク9万枚配布 福祉施設などに

杉澤市長(左)からマスクを受け取る児童代表=西海市、どんぐりクラブ

 西海市は新型コロナウイルス感染防止のため、予備費から1936万円を充当し不織布マスク30万枚を購入、うち計9万枚を1日までに市内の医療、福祉施設、小中学校に配布した。
 18医療機関に6千枚、介護事業所や保育所など97福祉施設に5万4千枚、19の小中学校に3万枚を配布。残りの21万枚は今後のコロナ対策として備蓄する。
 杉澤泰彦市長が1日、同市大瀬戸町の放課後児童クラブ「どんぐりクラブ」を訪問。代表の市立大瀬戸小6年、岩下慶喜君(11)らに1150枚を手渡した。岩下君は「コロナ感染で命が失われることは悲しい。マスクと手洗いで命を守りたい」とお礼を述べた。

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