シノケン、1Qは投資用物件販売減で減収減益

シノケングループ(東京都港区)は5月13日、2020年12月期第1四半期決算を発表した。売上高は15.7%減の249億8200万円、営業利益が39.8%減の23億2600万円、経常利益が49.0%減の19億100万円、四半期純利益は53.3%減の12億2200万円。アパートやマンションなど投資用物件販売の減少などで減収減益となった。

投資用物件販売の不動産セールス事業は売上高が32.1%減の132億8000万円、セグメント利益は61.3%減の10億1800万円。不動産サービス事業は賃貸物件以外に分譲マンション管理も増加した一方、投資運用事業開始のための先行投資もあり売上高が14.4%増の47億8700万円(セグメント間取引1億6000万円を含む)、セグメント利益は3.0%減の10億1200万円となった。

通期業績予想は売上高が6.5%増の1020億円、営業利益が7.6%増の105億円、経常利益が10.9%増の100億円、当期純利益が19.1%増の70億円を見込んでいる。

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