Huawei P30 Proが新バージョンでアメリカの禁輸措置を回避

ファーウェイは現在のところ、アメリカの禁輸措置によってアメリカでビジネスを行うことができませんんが、その禁輸措置リストに入る前には、Google Playを搭載したスマートフォンP30 Proを2019年に販売していました。

同社のその後のリリースはかんばしいものではありませんでしたが、このほど同社はP30 Proの“新バーション”を出すことで禁輸措置を回避する方法を見出したようです。これは、Googleのようなアメリカの企業が作ったソフトウェアとハードウェアのアクセスと使用ができる、禁輸措置リストに載る前に作られたデバイスが持つ抜け穴を利用したものです。

スペックや機能は元々のP30 Proと変わりませんが、OSがAndroid 10に更新されています。つまり、Googleのアプリやサービスが利用できるファーウェイ製品だということです。

新P30 Proは約815ドルで、まずドイツで6月1日に発売します。アメリカや日本での発売は不明です。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

原文はこちら

© ティー・クリエイション株式会社