『ゴールデン街 バー空き巣事件』 コロナ禍の中、頑張っている店主の訴えをムゲに? おざなり捜査疑惑の四谷署に電凸!(後編)

現在、仮庁舎の四谷署。

この記事は『ゴールデン街 バー空き巣事件』 コロナ禍の中、頑張っている店主の訴えをムゲに? おざなり捜査疑惑の四谷署に電凸!の続きです。

――ゴールデン街の空き巣事件についての取材で電話しました。

「えっとぉ、いつの話ですか?」

ヤンキー系のオネエさんにイジメられていると錯覚するような対応。取材ですが。

――器物損壊と窃盗の容疑を外国人容疑者から免除なさったようで、被害届を不法侵入分しか四谷警察署が受け取っていない件です。

「はい? いつの事件ですか?」

――そんなに複数同じような事件が多発しているのでしょうか。

「最近の事件ですか? いつのですか?」

――6日です。当サイトでも報じています。

「えっとぉ。今言ったような事件はそもそもないですね」

――「ないですね」って言い切って大丈夫ですか? ●●というお店に空き巣が入った件です。

「はい。あっ、はい。もう一度お名前よろしいですか。私、アサクラと申します。九頭竜さんはっ。ど、関係者、えっとぉ、お店のお知り合いの方? TABLOというのがお店のお名前なんですか。ああああ? インターネットニュース。あ、じゃぁ、えーっと取材とかということですか。あああ、では広報の担当につなぎますので少々お待ちください」

民間企業なら、こんな対応はありえないでしょう。受話器を手で塞いで近くの男性に相談しているようです。

「お待たせしております。宿直責任者につなぎますので、少々お待ちください」

5分の保留の後に偉そうな殿方が登場なさいました。

「ナカハラと申します」

――宿直責任者様でいっしゃいますか。ゴールデン街の空き巣事件で容疑者が捕まっているのに、器物損壊や窃盗の被害届を受理しないで、民事でやれと捜査担当者はおっしゃっているようですが。

「そんなことはないと思いますよぉ。」

――思いますよって、あなたの感想、希望的観測ですか。こちらは取材で事実を確認しているのですが、期待でそういう発言をされていますか。「ない」とは言い切れないから、「思いますよ」ですか。

「いやいや、そういうことはないですよ。報告を受けています。けれども、ちゃんと説明してやっているということですよ」

――民事でやれって、民事不介入の警官が被害者に説明してやっているのですか? 誰から報告を受けたのですか

「(沈黙13秒)」

――外国人容疑者が大使館に泣きついたら怖いから、外国人には甘い傾向がおありですが、この事件もそのケースでしょうか。

「そ、そういうことはありませんよ」

――ないという根拠は何ですか。不良アフリカ人を暴力団員よりも優遇して、事件をもみ消した警察の悪行を新宿、六本木だけでも数件事例存じていますが。

「(沈黙20秒)申し訳ないんですけどね。広報課を通してもらえますか」

――貴方が対応するということで今、電話ひきつがれていますから。その台詞は最初におっしゃるべきだったのではないでしょうか。都合悪くなった時には警視庁広報課を印籠になさるのですか。

「あっ、どういう内容か分からなかったんで、私の方が受けました。その件に関しましては 広報課を通してっ」

――アサクラさんに「広報課を通して」と伝言なさったら、ナカハラさんは電話に出なくて済んだのではないでしょうか。5分も保留にされた挙句に、ヒドイ仕打ちですよ。ナカハラさん。

「私、今、こっちの宿直の席に来たもんですから。それで五分待ったと思いますよ。その件に関しては広報課に電話してください」

――事件によってナカハラさんに答えられるものと答えられないものがあるということでしょうか。では、別の件でしたら貴方は答えられるわけですね。コロナで四谷署は警官足りないのですか? そのわりには3人でサイクリングしているお巡りさんが多いですが。

「切りますよぉ、電話。では失礼しますぅ」

人の話を聞かない、不誠実な嘘をつく、警官が四谷署には少なくないことが判明しました。今は仮庁舎の四谷警察署。賃貸のマンション、オフィスビルを一棟借りているようですから、別荘気分なのでしょうか。(文◎九頭龍腐流腐流)

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