16トンネルに通信環境整備 新幹線長崎ルート

 総務省九州総合通信局は13日、九州新幹線長崎ルート武雄温泉-新大村(仮称)区間の16トンネルで、携帯電話を使えるようにする「電波遮へい対策事業」に対し、補助金交付を決定したと発表した。
 同区間のトンネル内に光ケーブルやアンテナなどを設置し、総事業費は13億560万円。補助金は3分の1の4億3520万円で、残りは携帯電話会社などで構成する「移動通信基盤整備協会」とJR九州が負担する。同局によると、21年3月末までに工事を終える見込みという。

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