LA発の大人気シンセポップ・バンドLANY、ニュー・アルバムの発売が決定。先行シングル「Good Guys」リリース!

米・ロサンゼルス発のシンセポップ・バンドLANY(読み方:レイニー)が今週、自身3枚目となるニュー・アルバム『ママズ・ボーイ』(原題:Mama’s Boy)を2020年内にリリースすることを発表し、オフィシャル・サイトやSNSなどをリニューアルした。そして同アルバムからのファースト・シングルである「Good Guys」をリリースした。

LANYは、ポール ・クライン(Paul Klein: Vo, Keys, Gt)、レス・プリースト(Les Priest: Keys, Gt, Cho.)、そしてジェイク・ゴス(Jake Goss: Drs, Sampling Pad)の3人。米・ナッシュヴィルの大学で知り合い、2014年に結成。現在は、ロサンゼルスに拠点を移し、音楽活動を行っている。2014年にLANYとして4日間かけて2曲をレコーディングし、インターネットにそれらをアップした6日後には、複数の大手レーベルから問い合わせやオファーのメールが舞いこみ、後に、ユニバーサルミュージック傘下のポリドール・レコードと契約。2017年6月に発表したデビュー・アルバム『LANY』は、全米トップ・ロック・アルバム・チャートで最高5位を獲得。2018年10月に発表したセカンド・アルバム『マリブ・ナイツ』を引っ提げて行った東京・Zepp DiverCityでの来日公演は即日完売するなど、ここ日本でも大人気のバンド。切なく美しいメロディーに、誰しもが共感できるエモい歌詞も、若者を中心に人気の理由の1つだろう。また、昨年はジュリア・マイケルズ、今年はラウヴなどともコラボ・シングルをリリースしており、彼らとの楽曲でLANYを知った人も少なくはないはずだ。

1stアルバム『LANY』収録のシングル「Good Girls」は、日本においてジュエリー・ブランドのショートフィルムに起用されるなど、LANYを代表するヒット曲となった。LANYは「Good Girls」と対になるタイトルの楽曲「Good Guys」を本日リリースし、“これは「Good Girls」に対するアンサー・ソング!?”など、世界中のファンの間で大きな話題となっている。

年内発売予定のニュー・アルバム『ママズ・ボーイ』には、このようなメッセージが込められているという。(LANY本人インスタグラムより抜粋)

「僕たちのバンド名は、ロサンゼルス(LA)とニューヨーク(NY)からとって“LANY”だけど、僕ら3人ともLAやNY出身という訳ではなく、アメリカ中心部の田舎町で育ったんだ。歳を重ねるにつれ、自分たちの過去を振り返り、ルーツを大事にしたい・感謝したいという気持ちが大きくなってきた。なぜなら、もし過去がなかったら、今の僕たちはここにいないから。自分たちの両親にたまには電話したり、周りの大人たちをリスペクトしたり、愛する人のために自分がドアを開けて持ってあげたり、その人の為にお花を買ってプレゼントしたりすることって、とても素敵なことだと思うんだ。全てのことには意味がある。だから僕たちは、今ここにいる。『Mama’s Boy』は、そういう作品になる予定だよ」― LANY

なお、ニュー・シングル「Good Guys」のミュージック・ビデオは、LANYのYouTubeチャンネルで公開。このビデオを通して、きっと、『Mama’s Boy』(=愛するママの息子、といったニュアンス)の世界観の1ページ目を覗けることだろう。

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