サンワカンパニー、2Q最高の売上高も販管費増で減益

サンワカンパニー(大阪市)は5月14日、2020年9月期第2四半期決算を発表した。売上高が9.1%増の55億6000万円、営業利益が77.4%減の900万円、経常利益が66.5%減の1400万円、四半期純利益が85.9%減の300万円。第2四半期としては最高の売上高だが、物流効率化のため倉庫移管を行っている影響による一時的な販管費増で減益となった。

粗利の増加は2億1200万円に対し、倉庫費が1億3000万円増、人員増で人件費が2400万円増など販管費は14.6%増の19億3300万円となった。通期業績予想は売上高が8.8%増の111億1400万円、営業利益が59.2%減の3600万円、経常利益が60.9%減の3300万円、当期純利益が56.1%減の2100万円の見込みとなっている。

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