新型コロナウイルスの感染拡大に伴う臨時休校措置が続く中、神奈川県相模原市は今月から、経済的な理由で給食費の支援を受けている就学援助(準要保護)世帯に昼食費を支払う取り組みを始める。
市によると、支給するのは給食費相当額で、小学生が1人当たり月額4600円、中学生が同5300円。対象は経済的に困窮している世帯やひとり親世帯の保護者で、児童・生徒数は約7500人と想定している。5月以降、給食が再開されるまでを支給期間とし、家計の負担軽減を図る。
生活保護世帯には既に昼食代が支給されており、支援範囲が拡大されることになる。市は5月末の支給に向けて準備を進めている。