中島翔哉が明かす「ポルトで最も印象的な場面」はやっぱりアレ

昨年夏にカタールのアル・ドゥハイルからFCポルトに加入した日本代表MF中島翔哉。ここまではあまり活躍はできておらず、出場機会も乏しい状況だ。

前半戦では試合後にセルジオ・コンセイソン監督に激怒される場面もあり、コミュニケーションや戦術理解に問題を抱えているのでは…という報道もあった。

しかし今回『Dragões』が特集した中島のインタビューによれば、かなり完全な適応に近づいているとのことだ。『A bola』や『O Jogo』などが伝えている。

中島翔哉 「セルジオ・コンセイソン監督からは多くのことを学びました。攻撃のプロセス、守備のプロセスの両面で指示を与えてくれます。

僕はより成長し、より完璧な選手になるために、やれることは何でもやっています」

「サッカーでは何が起こるかわかりませんし、我々はいつでも出来る限りの盛り返しが出来ると信じていました。

ホームでのダービーで勝ったことは間違いなくポルトにとって非常に重要なものでしたが、まだ多くの試合が残っていますし、(2位の)ベンフィカも諦めることはないでしょう。

我々は毎日の仕事に集中し続けなければなりません。首位にはいますが何も達成してはおらず、毎日進化しなければならず、リードを守っていくという感覚を持って」

「多くの点で徐々に適応しています。全てに適応するときが近付いていますし、できるだけ早くそれが見られると信じています。そして、そのために毎日努力しています。

サッカーに関することである限りは技術的な単語はよく理解していますが、喋ることはより難しいです。それに加えて、英語でコミュニケーションをとることになります」

「ポルトでプレーしたいと思ったのは、ポルティモネンセ時代に対戦したときです。ポルトガルでは最高のチームでプレーしていることに気付いています。

このクラブの一員として戦えることにとても満足しています。僕がここに来るにあたって助けてくれた人々みんなに心から感謝しています。

カタールへ行った時には、これほど早くポルトガルに戻ることが出来るとは思いもしませんでした。最も驚かされたのは、選手たちから受けた歓迎です」

なお、今季中島翔哉がもっとも記憶に残っている場面はタッサ・デ・ポルトガルのサンタ・クララ戦で決めた初ゴールであるそう。

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「最も印象的だったのは、サンタ・クララ戦で決めた初ゴールの場面です。

触らなければいけないゴールでしたが、もっと美しく決められればよかったですね(笑)」

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ここまではなかなかいいプレーができなかった中島であるが、6月4日に再開予定のポルトガルリーグでは復活の兆しを見せて欲しいところだ。

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