国会が開けない!? 政府発表「屋内イベント100人以下」の波紋! 「売れてない人はライブOK」…勝手な解釈も続々!

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政府の西村康稔経済再生担当大臣が、5月14日、新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言を39県で解除するのに合わせ、解除地域での大規模イベント開催に関して、「屋外では200人以下、屋内では100人以下」の規模は容認するとの基準を発表しました。

基準では、屋外では「200人以下、かつ人と人との十分な確保」を求めて具体的な距離は2メートルが望ましく、屋内は「100人以下、かつ収容定員の半分以下」にすることを目安としています。

この一報を受けて、ネットやSNS上では様々な反応がありました。

この基準を前向きに受け取って、希望的な願いを込めた言葉が並んでいます。

「屋外で200人以下なら、無観客で甲子園をやってほしい。吹奏楽とチア応援団だけソーシャルディスタンスで。球児たちの夢を終わらせてほしくない」

「屋内100人以下なら、舞台やライブも無観客で配信とか稽古はできるね」

「いや、売れてない芸人やミュージシャンは、100人も客はいらないから…いける、いける!」

一方、この基準では話にならない…と悲観的な意見はまだまだあります。

「じゃあ、肩組みへドバンとかモッシュとか逆ダイとか布団も禁止? そんなアイドルのライブは嫌だな…」

「感染者いたら100人だろうが、1000人だろうが一緒だろ、むしろ入り口で検温とかしていない小規模イベントの方がやばそう」

「屋内で100人以下って、そもそも大規模じゃないよね…フェスとか絶対無理」

いろいろなイベントに関して、様々な解釈がされているようです。

また、人気番組に言及している人もいました。

「『99人の壁』が再開できるね! 司会者と撮影スタッフいれるとだめかな…あっ、そもそも99人いなかったからOKか」

さらに、緊急事態宣言が解けていない東京で、今も開かれ続けている屋内「イベント」への指摘もありました。

「緊急事態宣言が解けても、国会は開催できないってことでいいかな。不要不急のことばかり議論してるから問題ないよね」

いずれにせよ、緊急事態宣言が解けることによって、人々は動き出して経済活動が少しでも回り始めることは確実でしょう。

現在、新型コロナウイルスが完全に消滅することはなく、「共存」していくしかないとの意見が専門家の間でも大勢となっています。

しかし、なかには、こんな声もあります。

「結局、人類にとって初めての敵だから、政治家はもちろん、専門家も本当の先行きなんてわからないはず。健康も食い扶持も、生命も財産も、最終的には自分自身で守るしかない」

はたして、私たち一人ひとりに、どんな未来が待ち受けているのでしょうか。(文◎編集部)

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