京葉線 新習志野~海浜幕張 新駅2023年開業、2面2線の2階層構造で駅舎はイオン側に 駅名は……

地下深い東京のホームから、43km東にある千葉のターミナル 蘇我を結ぶ、京葉線。

その途中、新習志野~海浜幕張の間に新駅をつくる計画がいよいよ動き出した。

JR東日本は、京葉線 新習志野~海浜幕張 新駅設置工事に5月から着手し、ことし5月から作業ヤード整備など準備工事を、ことし夏ごろから本格工事を始める。2023年開業をめざす。

新駅は、新習志野駅から1.7km、海浜幕張駅から1.7km、千葉県千葉市美浜区浜田内にできる。Googleマップだとこのあたり↓↓↓に駅舎が建つイメージ。
https://www.google.com/maps/dir//35.6577619,140.0270614/@35.6576605,140.0269671,153m/data=!3m1!1e3!4m2!4m1!3e2

上下線で高さが違う2面2線 2階層構造

駅舎は線路南側(海側)、イオンモール幕張新都心にむいて立つ。ホーム長は全長約210m、10両編成ぶん。

ホーム構造は2面2線、ホーム長は10両対応。駅本屋は鉄骨造1階建て。

上り線が高架、下り線が地平を走る区間にホームを設置するため、下りホーム1階・上りホーム2階の線路間2階層ホーム構造に。

イオンモール幕張新都心の反対側は、京葉線の車両基地 京葉車両センターがあることから、この基地のむこう側を結ぶ150mの自由通路もつくる計画。

幕張新都心拡大地区新駅設置調査会の2017年発表では、概算事業費は約180億円。うち新駅が約130億円、自由通路が約50億円。

画像↓↓↓は、高い高架橋が京葉線上り(東京方面)、奥の低い高架橋が京葉線下り(蘇我方面)。新駅は、この上下線で高さが違う区間にホームをつくる。

この画像↓↓↓が、自由通路北側の出口が置かれる付近。京葉車両センターや新駅予定地は、写真の左手にある。

――― 気になるのは、快速電車がとまるか。各駅停車だけがとまる駅になるか。駅名は駅前の「イオンモール幕張新都心」を想起させることばが入るか。武蔵野線でイオンレイクタウンの最寄り駅 越谷レイクタウン駅がある。これに似た名付けになるか。

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