ジャニーズ事務所が謝罪! なぜ、手越祐也はクビじゃないのか!? プロジェクト外されるもファンは「甘すぎる」!

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ジャニーズ事務所がついに謝罪文を掲載しました。

平素より大変お世話になります。

弊社、手越祐也に関する一部週刊誌での掲載記事に関しまして、本人へ事実確認を行いました所、掲載内容の相違はあれど、女性を伴う外出の事実を認めました。

事務所として緊急事態宣言発令時より所属タレントに対して不要不急の外出を控えるよう伝えており、更にSmile Up! Projectでは世間の皆様方へもSTAY HOMEを呼びかけている中、このような軽率な行動を重く受け止め、事務所の判断としてチャリティーソングへの手越祐也の参加を見合わせることに致しました。

ファンの皆さま、そして関係者の皆様へ、深くお詫び申し上げます。

2020年5月15日
株式会社ジャニーズ事務所

(原文ママ)

この謝罪文は『Twenty★Twenty参加タレントに関するご報告』と銘打たれ、ジャニーズ事務所の公式ホームページ『Johnny’s net』に掲載されたもの。

一部週刊誌の掲載記事とは、『週刊文春』(5月14日発売号)の記事『NEWS手越がステイホーム中に呼び出した女性の正体』のことです。

「ステイホーム週間と言われたゴールデンウィーク中も飲み屋にいましたよ。自らお気に入りの“手越ガールズ”を集めて個人的に“キャバクラ手越”を開催していた」(『週刊文春』が取材した手越の知人男性)

ステイホーム中かどうかにかかわらず、アイドルとして致命的な行動に対して「また手越か!」と半ばあきれ顔でいる関係者やファンが多いようです。

「もうこれで何度目…いい加減にしてほしい。ファンがいるって当たり前のことじゃないよ」

そんなファンの悲鳴が聞こえてきますが、ジャニーズ事務所は「ステイホーム中の外出」だけを謝罪し、ジャニーズタレント総勢76名が参加する大プロジェクト『Twenty★Twenty』から手越を外すことを発表したのです。

今までジャニーズといえば、週刊誌等が報じたスキャンダルに対しては、猛烈な抗議や、完全黙秘を貫くなど、徹底的に抗戦してきました。

かつて同じ『週刊文春』が、故・ジャニー喜多川の姉で元副社長のメリー喜多川氏と、元SMAPの担当マネージャーで『新しい地図』の所属事務所CULENの代表取締役・飯島三智氏の“イザコザ”を報じました。

その際、メリー喜多川氏は記者を呼び出して直接抗議し、さらに同席させた飯島氏をその場で叱責、それが引き金で「SMAP解散」に繋がったほどです。

さらにテレビ局に対しては、「元ジャニーズのタレントやライバルになりそうな男性アイドルを出すなら、所属タレントを出演させない」という暗黙の「圧力」をかけているのではないか…と、公正取引委員会が独占禁止法にかかる注意勧告を出したこともあります。

そんなマスコミに忖度させる力こそが「ジャニーズタブー」と言われる由縁ですが、ジャニー喜多川氏が亡くなり、タッキーこと滝沢秀明副社長が事実上の現場トップになってから様相が変わってきたようです。

たしかに、滝沢副社長はジャニーズタレントとしてあるまじき行為をした者を容赦なく「粛清」してきたようにも見えます。

松田聖子の娘・神田沙也加との「不倫疑惑」を報じられた秋山大河をすぐさま退所させた判断は、周囲のジャニーズタレントも震え上がったと言います。

しかし、こと手越に関しては「甘すぎる」との声が多いようです。

「なんで手越くんにだけ甘いの? Snow Manのリーダー岩本照くんは速攻謹慎なのに」

「ジャニーズjr.もどんどんクビにしてるのに…これじゃあjr.に示しがつかないのでは?」

なぜ手越にだけ甘いのか? その理由を、当該記事を掲載した『週刊文春』はこう報じています。

「(藤島)ジュリー(景子)社長のお気に入りだから守られている」(事務所関係者)

ジュリー社長は、メリー喜多川氏の娘で故・ジャニー喜多川氏の姪であり、いくら現場トップが滝沢副社長だといっても、何より強い血縁のトップはジュリー社長です。

戦後の焼け野原から裸一貫で喜多川姉妹が作り上げた「ジャニーズ帝国」の権力者は今でもメリー喜多川氏であり、その愛娘のジュリー社長です。

それでも今回の手越の“愚行”に対してのお咎め無しは、さすがに無理があったのでしょう。

そこで、この度の謝罪となるわけですが、チャリティープロジェクトへの不参加という「処分」は、滝沢副社長が断行してきた「粛清」にはほど遠く、ファンからも「甘すぎる」と言われるほどです。

「手越担は何も悪くないけど、今まで先輩や仲間や後輩が頑張ってきた行為を無駄にするのは絶対におかしい。手越くんがこれで変わらなければ、ファンが心を鬼にする時」

故・ジャニー喜多川氏は生涯「ファン目線」でアイドルを見出して育ててきた「ファン代表」だと言われています。そして、自分自身と重ねて何より大切な者を「ファン」だと認識していたと言います。

どんなに血縁のトップ・ジュリー社長の「お気に入り」だったとしても、真の権力者は「ファン」なのです。

もしも、故・ジャニー喜多川氏の“ジャニーズイズム”が残されているならば、滝沢副社長が粛清できずとも、遠からず、ファンを裏切り続ける手越祐也に鉄槌が下る日がやって来そうです。(文◎編集部)

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