【#今こそひとつに】「どうにか粘って」元ロッテ竹原氏が社会を支える人々に送るエール

ロッテ、オリックス、西武で活躍した竹原直隆氏【画像:「HEARTS AS ONE」プロジェクト】

いろいろな出会いを通じて実感「社会はいろんな方々によって支えられている」

新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るう今、各地では「STAY HOME」の動きが広がっている。一方で、この厳しい状況の中でも医療従事者をはじめ、社会のインフラを支える人々は、見えない敵が迫る最前線に立ち、私たちの日々の暮らしを支えてくれている。こんな状況だからこそ、身近にいる「命を支える人」「生活を支える人」「社会を支える人」に対し、感謝の気持ちを抱いた瞬間があるのではないだろうか。

「Full-Count」では、野球を好きな人が、感謝の気持ちを発信する特別連載【#今こそひとつに】をスタート。リアルな感謝の声をメッセージ動画とともにお届けする。

今回は、ロッテ、オリックス、西武で12年のプロ生活を送った元外野手の竹原直隆氏だ。現在は「PAMS Baseball Academy」で子どもたちに野球の楽しさを伝えている。

城西大では日本大学代表、三菱自動車岡崎では社会人代表に選ばれるなど、アマチュア試合から強打の外野手と知られた竹原氏は、2004年ドラフト4位でロッテに入団。ルーキーイヤーから2年連続でイースタン・リーグ本塁打王に輝き、オリックス移籍後の2012年にはウエスタン・リーグでも最多本塁打を記録。史上3人目のファーム両リーグでの本塁打王となった。

西武でプレーした2016年を最後に12年の現役生活にピリオドを打った竹原氏は現在、PAMS Baseball Academyで講師を務めるなど、新たな挑戦に乗り出している。プロ入り前は社会人としての経験を持つ元外野手が今、感謝の気持ちを伝えたいのは「社会を支える企業の皆さん」だ。

政府から新しい生活様式の一つとしてテレワークが推奨される中、人々が不自由なく日常生活を送れるように社会のインフラを支える人たちがいる。ウイルス感染のリスクにさらされながらも職務を全うしたり、これまで以上の労働時間を費やして社会が機能不全とならないように腐心したり、縁の下の力持ちとして活躍する人々は多い。

「通常の日常が戻るまで、どうにか粘って頑張って」

竹原氏は「今、企業の皆さんもすごく厳しい状況の中、生活されていると思います」と苦労を思いやりながらエールを送る。

「自分もいろんな人に会い、いろんな体験をする中で、社会っていうのはいろんな方々によって支えられているんだなと思っています。厳しい状況ではありますが、通常の日常が戻るまで、どうにか粘って頑張っていってください」

そして今、最も過酷な状況で働く医療従事者にも「医療従事者の皆さん、本当に体を張って最前線で戦っていると思います。感謝の気持ちを伝えたいと思います。頑張って下さい」とメッセージを送った。

社会を支える企業の皆さん、医療従事者の皆さん、竹原氏からの感謝の気持ちを届けます。

○Full-Countでは、特別連載【#今こそひとつに】をスタートさせました。新型コロナウイルスの感染拡大で社会状況が厳しい中、誰もが「命を支える人」「生活を支える人」「社会を支える人」に感謝の気持ちを抱いた瞬間があると思います。医療従事者や社会インフラの維持に尽力する人たちにその思いを届けたい――。人と人との“距離”が遠い今だからこそ、みんなの心をひとつにしたい――。頑張る人たちにエールと感謝の気持ちを届けるため、様々な「声」を発信していきます。(佐藤直子 / Naoko Sato)

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