浜屋百貨店（長崎市）の浜屋大村サロンが、大村市本町のアーケードから同市幸町のイオン大村ショッピングセンター1階に移転し、15日、オープンした。
売り場面積は旧サロンの1.6倍となる約530平方メートル。外資系ブランドをそろえたセミセルフ形式の化粧品ゾーンを設けたほか、ファッションや食の分野でも取扱商品を増やした。県央地区での拠点拡充で、消費者の利便性向上などを図る。年間売り上げ目標は2億5千万円。
新型コロナウイルス問題を受け、セレモニーなどはなかったが、開店と同時に買い物客が訪れ、商品を手に取っていた。栗山次郎社長は「大村にはお得意さまも多く、品ぞろえや利便性の面で満足してもらえるのでは。集客力の高いイオンの中に出店することで相乗効果も期待できる」と話した。
営業時間は午前10時～午後8時。当面は午後6時までの時短営業となる。22日からは大村の物産販売会を予定している。
