フィンスイミングとは? スピードが魅力の競技 <メクルより>

1枚のモノフィン(右)と2枚のビーフィン。種目によってシュノーケルも着けます

 フィンスイミングには大きく分けて、両足そろえて1枚(まい)のフィンを着けるモノフィンと、片足(かたあし)ずつ2枚のフィンを着けてクロールで泳ぐビーフィンがある。魅力(みりょく)は何といっても、そのスピード。モノフィンで最も速い種目(50メートル)の日本記録は14秒台。競泳の50メートル自由形は21秒台なので、約1.5倍速い計算になる。
 一度潜水(せんすい)すると、競泳のような息継(いきつ)ぎはしない。顔を水面から出さず、シュノーケルで息継ぎをするのが特徴(とくちょう)の一つでもある。その筒(つつ)に入った水を一度吹(ふ)き出(だ)してから息を吸(す)うため、競泳の息継ぎより苦しく、心肺機能(しんぱいきのう)が鍛(きた)えられる。

 


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