輸血用血液が不足 ショッピングセンターに献血カー

  新型コロナウイルスの影響により輸血用の血液が不足する中、奈良市で献血が行われました。

 これは、イベントの中止などで献血をする人が減っている現状を受け奈良青年会議所がイオンタウン大安寺を会場に開いたものです。

 献血は、手指の消毒や検温などのウイルス対策を徹底して行われ雨にもかかわらずホームページを見たり買い物のついでなどの多くの人が訪れました。

 輸血用の血液は、長期保存が出来ないため常に献血が必要で県赤十字血液センターでは、医療の現場で必要な血液が不足する事態は避けたいと話しています。

 献血した人は、「インターネットで見てちょっとでも役に立てたらと思って来ました」と話していました。

 県赤十字血液センターの献血推進課主事の水原正博さんは「コロナウイルスの影響を受けまして血液が大変、不足の状態が続いております。献血は不要不急の外出にはあたりませんので今後とも皆さまのご協力が必要となって参ります」と話していました。

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